サラダチキンという男の闇 ギャンブルで借金!そして債務整理をしていた過去(後編)

 質疑応答の時間です。

 

質問はもう一人の僕こと、闇サラダチキンが行います。

まぁ正直この設定はクソどうでもいいんで途中で忘れて頂いても結構です。

 

①パチンコを始めたきっかけは?

10年ほど前にパチ屋でバイトしてたのがきっかけです。

 

小さい頃から依存しやすい人間だったので、タバコとパチンコだけは手を出してはいけないことに本能レベルで気づいていて大学時代は誘いを断ったり徹底していましたが、働いていくうちに「パチンコわからなすぎてお客さんの質問に答えられないのもなぁ」と近所のダイナムの1パチでシティハンターの甘デジを2000円だけ打ったのが全ての始まりでした。ちなみにノーヒットでした。

 

②何故やめられなかった?

パチンコの仕組みは割とすぐに調べたので、何故店が儲かるのかとどうすれば勝てるのかは早い段階で理解していましたが、単純にパチンコの遊戯性に依存してしまっていたためなかなか抜け出すのが難しい状態になってしまいました。

 

世の中にはトータル収支がプラスのいわゆるパチプロがいて、努力してパチプロになればいいじゃんというもっともな意見もあると思いますが「打ちたい台が打ちたいときに打てない」「プラス調整の台が拾えなければ帰る(待つ)」などかなり自制心を要するので、パチンコでドーパミンを出すことに溺れてしまっている依存症の人間がパチプロになるのはかなり難しいのではないかと思います。

 

③一番好きだった機種は?

かなり悩みますが

 

CR新世紀エヴァンゲリオン使徒、再び~YF(ライトバージョン)

でしょう。

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この台が本格的にパチンコにハマる決め手になった台なのですが、あまりにも完成度が高すぎるので普通に実機欲しかったくらいです。

 

これ作った人たちは本当に天才だと思います。

 

突発当たりという初号機が突然ATフィールドを引き裂いて当たり図柄が揃ってシンジが「完全勝利!」とすげー嬉しそうに言う演出があったのですが、その使い方ひとつにしても上手すぎましたね。

 

例えば確中RSU3ショートで右図柄戻りテンパイでレバ確だ!ってなってノーマルリーチ中に突発がきて確定!エヴァ系リーチやストーリーリーチは演出長いから突発でスキップありがてー!みたいなのが良かったですね。

 

あれは演出の一つとしてというだけでなく、意図して時間短縮の意味を込めてプログラムしてあるに違いないです。

天才クリエイターたちが作ったセンス抜群の台なので疑いようがありません。

何言ってるかわからなかったと思いますが、つまりそういうことです。

 

④パチンコで予定をドタキャンしたことは?

パチンコで予定をキャンセルしたことがないことだけが取り柄でしたが、実は今年の4月に初めてやらかしてしまいました。

 

友人と二人で遊タイム(規定回数回せば大当りなどの特典)付きの台を打っていて、友人が規定回数までかなり近い所まで回していたのと収支折半だったため2人ともやめるにやめられなくなりました。

 

結果、ディスコードの通話で旅行の計画を立てる予定があったのに、メッセージでのやり取りに変更してもらうことになりました。

 

⑤パチンコをやってたせいでウソを吐いたことは?

いくらでもあると思います。

実家に住んでたときは「こんな遅くまでどこ行ってるの?」と質問されたときに「ゲーセン」と答えるというような軽いウソは当たり前のようにありました。

 

依存行為というのはパチンコに限らず、本当は依存したくないのに依存してしまってる状態である場合が多いと思います。

 

例えばゲームをしたり動画を観てて本当は23時には寝ないといけないのに3時まで起きていたなど、自分の意志や価値観を超えていわば脳が乗っ取られているかのような状況になってしまう経験はかなり多くの人が経験しているのではないでしょうか。

 

全てがそうだとは言いませんが、これは自分にウソを吐いて生きているようなもので、自分にウソを吐くということは他人にもウソを吐かないと整合性が取れない場合が多いためウソ吐きにならざるを得ません。

 

先ほどの例でいえば、パチンコに依存している自分がイヤだったため周りの人にバレたくないという意味でゲーセンに行っていることにしたのです。

 

そして今回ブログを通して恥ずかしい過去を自ら公表した理由はそこにあります。

自分にウソを吐かない生き方が出来れば他人にもウソを吐かずに生きていける。

つまり真っすぐに他人と向き合うことが出来ると考えたのです。

 

例えそのせいで笑われたり馬鹿にされても、ウソの自分を演じて生きていくよりは幸せなのではないでしょうか。

 

依存行為は自分にウソを吐かされ続けている状態、ウソの幸せだと思うので、自分の失敗してきた経験を活かして依存から困っている人を助けていけたらと思っています。

 

パチ屋で泣きわめいたことは?

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ないです。

 

ただ、1週間で50万負けたときはこの人と同じくらい家で泣きわめきましたね。

 

なのでこの人の気持ちはわからないではないですけど、家に帰ってから誰にも迷惑をかけない状況でやった方がいいかもしれません。

 

⑦さむおとパチンコ打ってたときはまだ借金返済中だったけどどういう心境だった?

面白かったですw

返済の目処も立ってたので普通に楽しんでました。

 

さむおとのノリ打ちでは表示59535発という記録が出たことはもちろんですが、それ以外でもちょくちょく爆発したり奇跡が起きたりしてるのでかなり良い思い出になりました。

 

トータル収支も運が良すぎてプラスで終えることが出来ました。

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⑧パチンコをやめるには?行きたくなることはある?

最後にパチンコに行ったのが今年の6月15日ですが、今の所は行きたくてしょうがないみたいな状態になることはないです。

 

恐らくパチンコの成功体験に基づいてパチンコのことを考えたときにドーパミンが作られて、そうするとドーパミンを出そうと脳が働きかけてダメだとわかっているのに衝動的にパチ屋に行ってしまうということなのでしょうが、そういう脳の仕組みを知ることである程度は予防することが可能だと思っています。

 

あとは依存行為をやめ続け、その日数を積み重ねていくことは大事だと思っています。

今自分が行っている取り組みとして、依存行為ごとに何日やめ続けられているかを記録していますが、これも一つの対策として有効です。

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何故有効なのかというと、ドーパミンを出したいという衝動をコントロール出来るようになるからです。

 

依存行為というのはそもそもの目的がドーパミンを出すことであることがほとんどだと思っています。そしてドーパミンを出すことが目的になっている行為は冷静に考えれば無意味である場合が多いです。

 

中でもパチンコはプロでもない限りお金と時間を浪費してしまうため絶対にどこかで辞めた方がいい依存行為の一つなのですが、そのためにまずドーパミンに関して知識を得ることを最初のステップとしてオススメします。

 

◆最後に

パチンコでかなりの時間とお金を無駄にしましたが実は全然後悔してません。

これはこれでたくさん学びもあったしパチンコ自体がそもそも楽しかったので良い周り道だったと思っています。

 

今の自分の思いとしては、上述しましたがパチンコだけでなく何かしらに依存してしまっていて抜け出せない人を助けたいというものです。

 

そのためには知識も自分自身の依存断ちの実績も全然なので、これからそれらを積み上げていくことで可能になっていけばと思っています。