三重オールナイト営業に行ってみた

 

2023年1月1日。時刻は午前1時。

伊勢神宮参拝客へのトイレ提供のためにオールナイト営業している三重県のパチンコ屋さんに行ってみた。

 

ちなみにこのホールから伊勢神宮までは距離にして65kmあるが、今回はその話はやめておこう。

 

まだまだ客は多いに違いないが、あわよくば遊べたらいいなと思いつつ恐る恐る中へ。

 

 

何じゃあこりゃあああああ!

凄すぎる。人も凄いが床に置いてある射幸性物質による人体への影響がゼロだとはとても言い切れない。

 

だが一つ注釈をすると、この店は大体12000発(10箱)くらいになると別積みを始めることから別積みのハードルは恐らく相対的にかなり低めだ。

 

とはいえだ。

とはいえこれは常軌を逸している。

 

圧倒的な非日常をまざまざと見せつけられ面食らいつつも空き台を探す。

 

エヴァやリゼロは見なくてもわかるし島にも入りたくない。

Re:北斗無双はどうか?満台だ。

ミドルの牙狼何かしら空いてないか?空いてない。

ええい、真・花の慶次3だ!打てればあのクソ台でもいい!こんなのが埋まってる…だと?

 

そんなこんなで苦笑いしながら彷徨っていると、交換待ちで席を立っている人を発見。

 

すかさずその席を確保。

ベルセルク無双という小当たりラッシュ機だ。

この台は1年半ほど前、福岡にいたときにさむおとノリ打ちして2人合わせて3万発だか4万発だかジャンジャンバリバリ爆出しして大勝ちした思い出の台だ。

 

相手に取って不足なし。

鼻息荒くサンドに諭吉を投入する。

 

12回転くらいしか回らないことを覚悟していたが、意外にもそこそこ回って最終的には1000円15回転から16回転ほどで落ち着いていた。

 

そして結果は

358回転:通常

109回転:5連

72回転:4連

やめ

 

という内容で31000投資の回収が36930で、プラス5930という辛勝となった。

 

打っている間はというと、ひっきりになしに空き台を探す客が後ろを通るという状況で、それが途絶えることはなかった。

 

その様は座れてるだけで勝ち組になったと錯覚させられるほどだった。

 

ただ、店内でパチンコを打ってると時間の感覚が麻痺するため、こんな時間にパチンコを打ってるぞという非日常感が持続するかというとそうでもなく、割と普段打ってるときの感覚とそう変わらない。

 

何より睡魔が最大の敵で、正直パチンコ打ってることそのものが割とどうでもよくなってくるため厄介である。

午前4時半の景色①

午前4時半の景色②

 

総括すると、普通に(勝ったから)行ってよかったと思ったし、何より(勝ったから)楽しかった。

 

ただ、仲間と一緒に朝一から店に並んで、隣同士で打つというような経験が出来たら間違いなく何倍も楽しかっただろうなと思う。

 

そういう意味でも三重オールナイト営業は無茶が出来る20代のうちに行くなどして済ませておくことをオススメする。

 

やはり特定の日、特定の場所でしか経験出来ないことというのは思い出に残りやすいし、良い話の種にもなると思う。

 

あとは三重オールナイト営業もコンサートやスポーツ観戦などと共通してる部分として、同じ目的の人間が同じ気持ちで同じ場所に集まっているという側面があるため、それらと同様の一体感みたいなものが得られるように感じた。

 

実はこれこそが三重オールナイト営業の醍醐味なのではないだろうか。

 

んなわけねぇだろみんな運だけで10万発出しに来てるに決まっとるわ。